子供を育てるということは、実際に経験してみると覚悟していた以上に大変だ・・・!
「育児なんて余裕っしょ!」なんて気持ちを抱いていたことはなく、大変なのは承知の上で「たくさん可愛がって良いお父さんになるぞ!」と意気込んで臨んでいた育児。
しかし、「こんな大変さもあったのか…!?」と日々新しい壁にぶつかりてんやわんやしながらお父さんをしているのが実態である。
お父さんで大変なのだから、お母さんはもっと大変でしょう。
きっと私に愚痴っていることは氷山の一角で、言えてなかったり他のところで吐き出している苦労はたくさんあるのだろうなぁ。
いつもありがとう、と感謝の言葉しか出てきません。
料理など引き受けられる家事はなるべく引き受けるようにしているけども、どうしてもお母さんにしか対応できないことがある。
例えば授乳。
我が家は完母で育てているので、どうしてもお腹が減った我が子の相手は妻に頼るしかない。
私が授乳できたらどれだけ良かったことか…。
どう頑張っても、お母さんの代わりになれない。
それがとても歯がゆいし、申し訳なく感じてしまう。
母親の代わりになれないならば父親としてやれることを増やそう、と思っても赤ちゃんはなかなかそれを許してはくれない。
我が子は最近は寝付く時、私の抱っこでは落ち着かないのに、妻に変わると速攻で落ち着いて寝始めることがよくある。
「私の抱っこ、下手なのかな…。」なんて悲しみながらも、やはり母親からしか得られない安心感や温もりがあるのだろう。
私がどれだけニコニコしたり歌ったり踊ったりして安心感を表現しようとしても、胡散臭くなるだけで母の抱っこの前ではカスなのであった。泣ける。
きっとこの先、すぐにではないかもしれないけれど、お父さんにしかできないことが増えてくるはずだ。
私がこの子のために出来ることはなんだろうと、毎日考えてみて出来ることを色々増やしていけたら、お父さんとしての存在感と魅力がより増すかもしれない。
「この子のお父さんがこの人でよかった」と妻に思われるように。
我が子がお父さん大好きっ子に育つように。
これからお父さんは日々の中で成長していくので期待してておくれ!
赤ちゃんの育つスピードに負けないくらいの研鑽を積まなくてはいけないなぁ。中々ハードそうだ。
成長期がもう一回必要かもしれないなぁ。
お母さんの代わりにはなれないけれど、お父さんも無二の存在となれるように毎日成長していくからな。
アラサーおっさんの第三次成長期の変化を妻と息子に見せつけてやるぞい。
1年後くらいには腕が4本になって、子供を抱っこしてあやしながら洗濯を干せるくらいにはなりたいな。