夫婦2人での生活に息子が加わり、半年以上が過ぎました。
念願の家族が1人増えたことにより生活は激変したけれど、日々楽しい毎日を暮らせている。
赤ちゃんの成長はとっても早い。豆苗の成長よりも早い。
ついこの前やっと寝返りができたと思ったら、いつのまにかゴロンゴロンと四方八方に転がり始めるし、もうズリハイもマスターしている。
それどころか、そろそろハイハイも会得しそうな勢いだ。
成長していく過程がとても嬉しいのだけれど、ここまで成長が早いと少し寂しくもある。
このままあっという間に赤ちゃんである期間も終わっちゃうんだろうなぁ。
すでに新生児の頃のふええってか細く泣き声をあげる我が子が恋しい。
新生児向けの可愛い仕事猫の服も、もう小さくなって着れなくなってしまった。
子の成長は楽しみだけど、今の可愛くて仕方がない状態だってもう少し維持してて欲しい。
子を思う親はわがままなのであった。
子供の成長と同じくらい、夫婦の関係も変わった。
2人で楽しく過ごすことを考えていた日々が、息子第一主義に変わっている。
好きに出かけられないし、授乳もあって以前のように2人でお酒を楽しむこともできない。
ゆっくり映画やアニメを観ることも難しい。
これまでの2人の過ごし方が全くできなくなっているけれど、我々夫婦は特に負担には感じていない。
そのくらい我が子が愛しいので、我が子のために生活が変わるのは全然苦ではないのであった。
部屋の中もマットやおもちゃが増えて、統一されていた家具類はどんどん子供向けにバージョンチェンジしてきている。
好きな動画を見ていたYouTubeも、気づけば子供向けの歌ばかりが閲覧履歴に残っている。
そんな日々の変化を感じると、我々も親になったんだなぁと実感するばかりである。
子供の成長ばかりに目が向きがちだったけど、我々夫婦も同じくらい変わっていることをやっと自覚できた。気づくのが遅れてしまって、なんだか勿体無い感じがする。
子供の写真ばかりを残しているけれど、夫婦の写真ももっと残して、日々の子供の成長と夫婦の変化を、いつか見直して懐かしむ日が作れたら嬉しいな。
成長した息子にも、我々両親の変化を楽しんでもらおう。